先輩方や同期の仲間が書き上げていたOB本を読ませていただきました。
卒業された先輩方の『学び合い』に対する考え方が見ることができました。
そして何より、今まで自分のが思っていた、考えていた『学び合い』の考え方が変わりました。
今までは、『学び合い』は型に当てはめていけば予想通りの結果を得られることができたり、「一人も見捨てない」ようにするために語りを入れたりしていくものであると思っていました。
もちろんそれは今も変わりませんが、マニュアルの沿った『学び合い』だけではその先は進まないという事です。
また、『学び合い』で「一人も見捨てない」とか、「一生涯の幸せを保証する」とかは皆共通する願いだと思いますが、具体的に個々人でそれをどう捉えていくのか、そして自分なりに解釈して、「私はこうだと思う」とかを確立させていくことが重要であるとこの本を読んで感じました。
自分が何を子どもたちに臨んでいるのか、それを整理したり自分の言動とが一致しているのかを客観視したりすることがその先に進むための要素の一つなのかなと考えました。
その他にも、『学び合い』は、自由に立ち歩きをさせると言ったアクティブラーニングで授業を進めていることが主にあると思います。
しかしながら、『学び合い』は考え方、生き方に直結していると西川先生はおっしゃっていたので、自由に立ち歩きさせなくとも一斉授業だとしても、教師の願いが確立され一貫性がある言動をしていればそれは伝わる子には伝わるんじゃないかなと思います。
『学び合い』の土台を作り、もう一段上の『学び合い』をしていくためには、教師自身の考え方になってくるのかなと思いました。
非常に考えさせられることが多く、そして感慨深いものでした。
自身の『学び合い』に対する考え方がアップデートされたような気がしますし、改めて日本を変える『ゼミ』にいるんだなと再確認できました。
私「たち」でこれからも結果出していきましょう。
それぞれの得意な所を活かしながら。
よろしくお願いします。
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