一週間前についに読み終わりました。
「夢を叶えるゾウの0巻」
非常に興味深く、ガネーシャと新キャラのバクが出てきて今回の巻も面白かったです。
読んでみて一番印象に残った言葉があります。
「人は痛みを味わったときに本当の夢を見付けることができる」
確かこのようなニュアンスの言葉です。
なるほどなあと思ったのと、確かになあとも思いました。
0巻では夢の見つけ方?みたいな感じでストーリーが進められていました。
ガネーシャから出される課題をこなしては、大切なことを見つけ出していくような形です。
この本から色々なことが考えさせられましたし、自分自身の夢についても考えることができました。
とはいっても、自分の夢は、~になりたい。とか、~したい。とか、漠然としているんですよね。
そこには、理想とする自分の姿や何かを成し遂げたい、人のために何かしたいというような。強い思いや理由が明確でないんですよね。
そもそも夢って必要なのか。とも話の中で出てきます。
きっと本当の夢を追いかける人は、過去に痛い経験を味わったからこそ、その経験を他の人に味あわせたくない、もっとこういう影響を与えたい、というような強い覚悟とか思いがあるのだと思います。
西川先生は高校教師時代の話をよくします。
「おれは、1人の子を救うことができなかった。退学手続きをすることがどれほど辛く苦しいものか。」(一言一句あっていません。自分でこんなこといってたなと思い出して書いています。)
毎晩一升のお酒を飲まないと寝れなかったそうです。
そのような経験があるからこそ、「一人も見捨てない教育・社会を実現する」というビジョンがあるのだと思います。
自分はその言葉に「一目惚れ」してこの先生のもとで学ぼうと決めました。
自分にはまだその「痛み」を負うといいますか、忘れられないほどの「痛み」を負ったことがないのですが、いつか本当の夢をみつけられるようになれればいいなと思います。
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