今日は、自分の研究授業(細案)でした。
体育(小型ハードル走)の単元は6時間全部受け持ち、そのうちの初めの1時間目でした。
あいにく、ゼミの先生は来れない(ゼミにいれば訳は分かりますが。(笑))のですが校長先生や教頭先生など他の先生方も多く参観しに来られていました。
まさかこんなにも来るとは思ってなかったので、急に緊張して口が回らなかったり発問が飛んでしまったりしてました。
体育の授業は本当は外でやりたかったのですが、強風の影響で体育館に変更となりました。
そのため、少し授業を変える形となりましたがなんとか授業を行うことができました。
授業では、「いろいろなリズムで障害物を超えよう」というめあてで行いました。
子どもたちでチームを作り、そのチームの中で自由にコースを作ったり、リレーをするので走順を決めたりしてほとんど子どもたち同士での活動にしました。
コースを作る中で、自分が思いもよらなかった発想を子どもたちは連発します。
そのアイデアに、「やっぱ子どもって有能だなぁ」と感じました。
そして活動の中で、上手く折り合いをつけながら、「ここはさこういう風にしてさ、ここはこうしようよ。」とか「あっちのチームよりこっちはもう少し間隔をあけようよ」などの声が聞こえてきました。
また、勝敗を分かりやすくするためにコースをそろえるようにしましたが、その時にも「あっちのチームに合わせよう!」と言うとそれにすぐに従ってスムーズにいざこざなく進めることができていました。
最後は振り返りをしたり、これからの授業でも仲間と助け合ったり教え合ったりしていってほしいことを伝えて終わりました。
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研究授業が終わると、放課後に自分の授業を見に来ていただいた先生方と協議会を行うことになりました。
自分の授業で気になった所を質問していただいたり、アドバイスをいただいたりすることができました。
ある先生は、こんな質問をしていただきました。
「今日の先生の授業の意図はどのような所ですか。」と質問いただき、これは来たと思いました。
「表のめあては指導案に記載通りなのですが、本当は裏のめあてがあるんです。それは、仲間と一緒に対話をして考えて折り合いを付けながら活動することです。この授業だけに限らず授業をする時はこれを大切にしていきたいと考えています。」と答えました。
そうすると、「だから授業中にやけに仲間を応援して~とか仲間の事を考えながら~とかっていう声掛けが多かったのか。」とおっしゃってくれて理解した様子が見られました。
しかしながら、お話をしていると、体育的な要素よりも道徳的な要素なんじゃないか?ということもありました。
確かに言われてみればそうだとは思いました。体育はゴール(できる姿)がありますから毎時間の授業がゴールに繋がるようにすると良いのかもしれません。
そこは残りの時間の中で考えてやっていきたいなと思います。
その他にもたくさんのご指導、ご指摘、助言をくださいました。
学びになることが多々ありますし、気づくこともたくさんあります。
そしてなにより、実習生に対して協議会を開いてくださることが本当に実習生のためと言いますか、成長してほしいというような感じが伝わってきます。
本当に感謝しかありません。
少し最終日に言うような内容になったかもしれませんし、最終日にもまた同じ内容を書くかもしれませんが。(笑)
明日も体育があるので早速活かせる所は活かしていきたいと思います。