「アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語」
アフリカの小さな村、「ブンジュ村」
そこにペンキ画家のSHOGENさんが1年半生活をして気づいたこと分かったことが綴られていました。
タイトルにもある「今日、誰のために生きる?」は、その村の挨拶だそうです。
「おはよう。今日、誰のために生きる?」と。
挨拶を交わした後、今日、私は自分のために生きる。と。そう誰もが口々に言います。
この村の人たちは、「自分」を大切にしています。
自分の感情、喜び、やりたいことなど、自分のためになることを。
自分の人生を生きる。まさにその姿が本文の中からイメージできます。
例え失敗してもそれを「人間らしいね。かわいいね。」と表現する。
自分の本音を大切にする。
想いを伝えることで想いが伝染していく。
幸せは見つけるものではなく、気づくもの。すでに自分の中にある。
人と人との愛。人が人を幸せに。
そんな生活がとても素敵だなと読んでいて思いました。
最後に村長の言葉と「ブンジュ村の6つの幸せになるエッセンス」を紹介します。
1.小さな幸せが、一番大きな幸せだと気づくことから始める
→「ご飯が食べられることに、幸せを感じられるか」
「ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか」
「抱きしめられたら、温かいと感じられる心があるか」
2.自分の本音を大切にする
→「今日、誰のために生きる?」
3.無駄を大切にする
→「効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねばいい。人はいかに無駄な時間を楽しむかっていうテーマでいきてるんだよ。お前の心のゆとりはどこにあるんだ?お前の幸せはいったいどこに行ったんだ?」
4.ダメな自分を「かわいい」とゆるす
→「この村の大人は、『人間らしいね、かわいいね』って言ってあげるんだ。生きていく上で一番大切なのは、人間らしさ。年を重ねれば重ねるほど、完璧になっていくんじゃないんだよ。人は重ねれば重ねるほど人間らしくなっていくんだ」
5.一番身近な大自然、体の感性を取り戻す
→「息を吐いている時の自分、息を吸っている時の自分。それをこの上なく愛していたんだ」
6.歓喜する!
→「歓喜する人間になると、決めてほしい。自分汰しく生きていく覚悟を決めてほしい。歓喜もせず、自分らしく生きる覚悟をもてないなら、すぐにこの村から出て行ってほしい」
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