「異能を育てる」
本書に出会ったのは、ある方に出会い、その方が薦めていただいたのがきっかけです。
読んでみると、まあ面白い。
子どもたちが柔軟に考えて行動する姿、失敗してもそれも経験。
どんなミッションにも立ち向かって成長していく姿がとても文章からでも見て取れました。
例えば、「氷で火を起こせ!」というミッション。
氷点下20℃の世界でいったいどうやって起こすのか。
かまくらを作って温度をある程度保つようにしたり、太陽光の反射を使ってみたり。
それでも煙はでたものの、一向に火は出やしない。
結局火は起こすことができなかったものの、試行錯誤して子どもたちなりにやってみたことは決して無駄ではなかったと思います。
どんなに無茶なことでもやってのける子どもたちの力がすさまじく感じました。
そして何よりも色々なことを経験することで自分の好きを見つけたり追求したりもできてくるのかなと思いました。
単に知識を詰めるよりかは、経験を通して学んでいくほうがいいような気がします。
まあその時に大事になってくるのが、何を学ぶかというより誰と学ぶか。誰から学ぶか。って所だと思います。
そのチームの仲間となら何を学んでも楽しいと思えるのなら幸せなことだし、自分の興味あることに没頭していくのも幸せなことだと思います。
何をするかより誰とするか。