「人生100年時代」
体調がやわやわと良くなってきました。
今日は市のPTA主催の研修会に参加しました。
学校で回覧板が回ってきたときに、講演者や講演のタイトルを見て瞬時に決めていました。
決め手は、大学院時代のアルバイトでお世話になった人がいたことです。
その方に久しぶりにお会いしたい、お話を聞きたい、そういう思いが決め手でした。
とても単純ですが、研修を通してたくさんの学びを得ることができました。
大きく3つ講演がありました。
1 「人生100年時代のライフスタイルと学び」
駅北広場キターレ運営 Tinkering Base 創業者 伊藤 薫さん
株式会社YILU|中小企業のファンを増やす経営者インタビューサイト (fanterview.net)
2 「リアリティあるキャリア教育を求めて」
株式会社 能水商店 代表取締役 松本 将史さん
会社案内 - 株式会社能水商店 (nousui-shop.com)
3 「YouTuberが感じる”今”の子どもたち」 教育系YouTuber 葉一さん
その中で共通しているなと思ったことは、「伴走者」ということです。
『子どもも大人も一緒に学び、変わっていく』
伊藤さんのお話では、糸魚川市の良さや魅力、その先の未来の事などについてお話されていました。
生涯にわたって学び続けていく仕事。100年楽しめる健康、付き合える人間関係の確保。挑戦する勇気を持つこと。地球と共に生きていく持続可能な暮らしの未来を考える。大人が糸魚川の可能性を知り、行動すること。子どもたちに託したい未来を一緒に作っていくこと。
などなど、聞いていてとても面白かったです。特にこれから人口が増えていったり環境問題が悪化していったりとますます地球に悪影響が及ぼされる可能性が高まる世の中で生き抜いていくためには・・・ということで私たちも後回しに行けないなとそう思いました。
松本さんのお話では、海洋高校での実践をメインにお話されていました。
海洋高校では、本州を1ヵ月かけて回る実習をしていたり、カリキュラムの中に実習などの授業が組み込まれていたりと将来の力になる取り組みがなされていました。
また、全国の8割が普通科高校で、残り2割が専門学校ということもお話していました。割合が低い専門学校ほどキャリア教育の多さは高まっていることも示していました。
また、ドイツでの進路選択では、10歳に4つの選択肢(進学か就職かその他)を選んでいけるような仕組みにもなっていて、それらを導入するような学校も考えているとのお話もされていました。
などなど、大学院で学んできたことがそのまま映し出されているような光景がどーんとあって、N高等学校やS高等学校などの話、ジョブ型の高校の方が圧倒的にキャリア教育が充実しているし、今後、普通科よりも専門高校に行くほうが価値あるかもね?っていうことも話を聞きながら考えたり思ったりしていました。
教育系YouTuber 葉一さんのお話では、ご自身の過去の物語から現在に至るまでのことだったり活動している内容を教えて頂いたりしていました。特に、子どもたちは昔と今とで変わったのかっていう所で、変わってはないが、環境は大きく変わったと言っていました。情報過多すぎる社会になってきていて、どれが本当に正解か分からなくなってきている。決めることが怖かったり失敗することが怖かったり。正解を求める子が多いとも証言。=自分の責任にしたくない。だから選択の1つとして自分でアレンジしていくことが大事なんだよ~と。
そして自分が一番バチーンときたのが『誰が/何を伝えるか』と言っていたことです。
誰に学ぶか、誰から教えてもらうのか、誰から言われるのか、これがすごく今もこれからも大事になってくるんじゃないかなと思います。
どこに行って学ぶか、どこで教えてもらうのか、どこで言われるのかではなく。
色々と書きすぎてレポートみたいになってしまいましたが、とても学びがあってよい時間を過ごすことができました。
最後には、YouTuberさんとも一緒にお写真を撮れました。(笑)