プチ、プチ「学び合い」風。
今日は、算数がありました。
今は指導書を読んで、板書や発問を考えて、A4の紙に下書きして授業に臨んでいます。
特に算数は、先に予習をしている子や授業が簡単だーって感じる子が半数います。
なので、指導書通りにやっていると、子どもたちが「もうそんなの分かってるよ。簡単だよ!」なんていう表情を出したり、声に出したりします。
その声に、時折、「ぐさっ」と心を刺されることもしばしばありますが。(笑)
なので、今日は残りの余った時間を使って、教科書の①~③の問題を全員が解くことができる。ただし、遊んだり関係のないことはしない。困っている子がいたら助けよう。などと言って、ミッションを与えてみました。
割とすぐに解けそうな問題だったので、試しに10分間で解こう。と言って、合図しました。
そうすると、もうすでに終わっている子が、先生!と言って答えを確認してきました。
そして、その子がOKになると、「ミニ先生」として周りの子に教えたり丸付けをしたりします。
その過程の中で、「分からない!!教えて!!」という声が聞こえてきました。
また、「助けてー!」と言う声も。
その声を聞いて、すぐに教えに行く子がいました。
段々とできた子が増えると、まだできていない子の席を囲むようにして教えに行く姿も見られました。
そして、残り時間2分ほど残して、全員達成することができました。
試しにやってみたものの、子どもたちの凄さに圧倒され、最後の話しでは、「君たちは、本当にすごい・・・すごい・・・すごかった。」とあまり言葉が出てきませんでした。(笑)
それくらいびっくりしましたし、子どもたちの力が一教師の力よりも優れていることをより実感しました。
これからも少しずつ学び合い風をしていきたいと思います。