先日の支援校で1日担任の経験をさせていただいた際に、『学び合い』の授業もやらせていただきました。
教科は「算数」です。
語ることは指示されていたのでその内容も踏まえながら語りを考えていたのですが、、、
いざ授業が始まるころには、授業時間の半分を経過していました。
というのも、前の時間は体育だったからです。
片付けやその後の振り返りを書く時間に時間を取られてしまい、算数の授業時間が減ってしまったのです。
そのため語りも最小限にポイントを押さえて話しました。
「では、始めてください」の合図をしたのは、授業時間残り20分。
最後に5分語りをするので、実質15分間で問題を解くことになります。
正直無理だろうなとは思っていました。
それでも子どもたちは必死に問題を仲間と一緒に解いたり、教え合ったりしている様子が見られました。
とてもすごいなと思いますし、なにより終わった子も数名いました。
そして時間があっという間にきてしまいました。
時間に気づいた子が「時間だよ」と声をかけると、机を戻し始めたり作業を終えたりする子が出てきました。
その一方で、声をかけても時間に気づかない子もいました。
その子たちは丸付けに必死だったようで、声に気づいているのか気づいていないのか分かりませんでしたが、「時間に気づけている子がいるよね、一方で気づけていない子もいるよね、みんなはどうしたらいいかな?」と声をかけ続けました。
そうすると、一人の子どもが丸付けをしている所にいって席に戻るように誘導しました。
やっぱり声は届いている子には届いているんだなと思いました。
最後はそういう子どもたちの良い所を話したり時間を守れるように期待していることを話したりして終えました。
ーーーーー
せっかくチャンスをいただけたのに、不完全燃焼な感じがして子どもたちに申し訳なく思いました。
時間をたくさん子どもたちにやれなかったことが1番です。
時間が多いほど『学び合い』は良いことを知っていたのでなおさらです。
もし、次回もやらせていただくことがあればリベンジしたいなと思います。