昨日、「学級目標」を決める時間を設けました。
個人的な願いを子どもたちに語った後、「さあ、どうぞ」の合図で子どもたちが一斉に動き出しました。
机を後ろに下げて、椅子をもって、円になりだしたのです。
並び方も自分たちで、「誕生日順がいいんじゃない?」とか「○○さんって何月だっけ?」とか「○○さんここだよ!」なんて声をかけながらしていました。
円を作ると、早々に話し始めます。
どうやって進めよう。一人ずつ意見を言ってもらった方がいいんじゃない?とか言いながら進めていました。
自分は、黒板に意見を書くだけで、何も口出しはしません。
意見の中には、「仲良く、元気なクラス」「笑顔いっぱい」「いじめはしない」などなど。
たくさん出てきました。
その中でも、「手助けする」「仲間を大切にするクラス」という意見が出てきました。
その意見が出た瞬間、心がざわつきました。
「おっ!!」と思ったのですが、心に留めておきます。
その後も進めていくのですが、その時間内に終わらせようと急いでいる様子が見られたので、補足で説明しました。
「説明不足でごめんなさい。この時間で決めるわけでない。全員が納得のいくものを創り上げてほしいからもっと時間をかけてじっくり話し合ってほしい」と伝えました。
そうすると、ゆっくりと、「じゃあ次は、同じ言葉やいいなあと思う言葉をピックアップしていこう」となっていき、時間がやってきました。
初めて子どもたちのあの姿を見ることができて、素直にすごい!と思ったし、子どもたちにもそう伝えました。
君たちならもっといける。そう信じてこれからも期待し続けたいです。