とある2年目のMy Life Diary

『人と人とが繋がる・集う居場所を作りたい』先生の日記

後輩たちへ。~23歳の院生が感じたこと~

部活の混成大会がありました。

 

シーズンを終えたかつ次の後輩に繋ぐことも含めたお楽しみイベントのようなものでした。

 

4チームあったのですが、各チームごとにテーマを決め、その衣装をきたり格好をしたりでどのチームも個性的でよかったです。

 

学部生主体のイベントだったので院生はほぼおまけつきでした。

 

しかし、そんな中でも院生もチームの中に入れて一緒に競技をしてくれたことはこの陸上部の良さだとも思います。

 

誰も見捨てないというか、一緒に輪の中に入れるというか。

 

自分が学部の時は、しっかり競技に打ち込むというスタンスだったので、このような催し物じゃないですけど、イベント的なものはなかったように思います。

 

それもそれで本気でやる人たちの中で競技ができたことは自分にとって良い刺激でもありました。

 

学部の時とは違い環境で初めは慣れないことが多かったのですが、後輩たちが進んで院生も輪の中に入れてくれたおかげでだんだんとこの環境にも慣れて、こういうのも悪くないなと感じます。

 

人数は少ないながらも互いに助け合い、励まし合いできる所はとてもいいなあと思います。

 

居心地もよくてこの部活ならではの良さが色々な所でにじみ出ていました。

 

それを客観的に見ながら学部生の部活の様子を見ていました。

 

混成大会のイベントが終盤を迎え、代持ちの交代式がありました。

 

3年生から2年生へとバトンを繋ぎます。

 

3年生は一人ひとり思いを後輩たちに述べていました。

 

その中で皆共通していることがありました。

 

それは、「仲間」だと個人的に捉えました。

 

「同期をはじめ、後輩や先輩に支えられながらここまで競技を続けてこれた」的な。

 

自分の競技もそうですけど、それ以上に仲間の存在に気づけたのではないでしょうか。

 

みな素晴らしいスピーチで、何度も頷いては、「そうだよね、そうだよなあ」と心のなかで呟いていました。

 

3年生の代とはこの1年間、自分も院生の傍ら一緒に走ってきました。

 

客観的に3年生の様子を見ては、助言をしたり逆に後輩から相談に乗ってきたりしてアシスト的な感じでした。

 

それぞれ本当に個性的でなかなかうまくいかないこともあったと思いますが、最後まで頑張ってチームのことを考える姿勢は素晴らしかったと思います。

 

2年生以下から見た先輩たちの姿はどう映っているか分かりませんが、選手としても人間としても得られることは大いにあったのではないでしょうか。

 

次は2年生が主体となってチームを引っ張っていきます。

 

その代その代で、チームの雰囲気は変わってくると思いますが、先輩がこうだからこうする!のではなく、おれらの代ならではのチーム作りをしてほしいなと思います。

 

その代の良さを築きあげられることを期待しています。

 

これからの後輩たちの成長をみるのがとても楽しみです。