幸せについて深く考えるきっかけになりました。
本書の中で覚えていることは、お金の使い方についてです。
お金の使い方で幸福度が変わってくるそうです。
例えば、モノにお金を使うのか、コトにお金を使うのかです。
大学時代に印象に残っていることと言えば、旅行に行ったり部活で遠征に行ったりすることがパッと思い浮かびます。
反対にモノについては、あまり浮かぶことがありませんでした。
大学時代は、好きなコトに使うことはもちろん、好きなモノにもたくさんお金を使っていました。
しかし、モノに使うことは、最初のうちは幸福に包まれているのですが時間が経つにつれてそれは減少します。
一方で、コトに使うと、時間が経つにつれて思い出深いものになったり自身の経験値になったりと幸福度は上昇する傾向にあります。
モノで例えるなら、ブランドモノです。
自分自身、高いものを長く使うというスタンスでモノを買っているのですが、結構たくさんあれもこれもとなってしまい、気づいたらモノにあふれてしまっています。
買った当初はとても幸福感で満たされているのですが、時間の経過によりあまり価値を感じなくなるモノもしばしば。
改めてお金の使い方について考えるきっかけとなりました。
自分がどういう使い方をすることによって幸福度が上昇するのかをこれから見直してみようと思います。
幸せについては、人それぞれで異なります。
どういった時に自分が「幸せ」を感じるのかを定義しておくと良いと思います。
例えば、自分だったら好きな人といる時間だったり、美味しいご飯を食べている時だったりします。
そのようにして幸せの形を自分で理解することによって、お金にも直結してくるのかなとも思います。
現在、西川研究室では金融教育について研究しています。
金融教育を通して、子どもたちが自分の未来像をもち、自分自身の幸せや生き方について創造することができるようにしたいと考えています。
お金は切っても切り離せないので、お金をどのようにして使うと自分が幸せになれるのかを考えるきっかけにしてほしいなと思います。
そういえばもう一つ思いだしました。
本の中に、20代の幸福度と60代?80代?の幸福度は一緒らしいです。
また、年収800万円を超えるとそれ以上増えても幸福度は変わらないそうです。
また、月収が今の2倍に増えたとしても幸福度は9%ほどしか上昇しないそうです。
お金があるに越したことはないのですが、お金がたくさんあるからと言って幸せではないということが分かりました。
「幸せ」は、近年のキーワードだと個人的に思います。
「幸せ」について少しずつ考えていけるようにしていきたいです。
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