とある2年目のMy Life Diary

『人と人とが繋がる・集う居場所を作りたい』先生の日記

お金を払ってでも聞きに行く

フリースペースたまりば理事長、西野博之さんが上越にきて講演していました。

川崎市子ども夢パーク | 認定NPO法人 フリースペースたまりば・フリースペースえん へようこそ (tamariba.org)

 

少し前から「ゆめぱのじかん」というものが気になっていたので、SNSでの告知に面白そうだと感じました。

 

実際にいってお話を聞くと、すごいいいなあと思いました。

 

まさに人が生きるってこういう事だ。色々な人と関わっていく中で人って成長していくんだなと思いました。

 

そんな居場所が日本にあることは初めて知りましたし、実際に現地に行って見たいとも思いましたし、そこで働いたり逆にそういう施設を立ち上げてみたいとも思わせてくれるような内容で、西野さんの世界にどっぷりと浸っていました。

 

以下、色々とメモをとってみました。

ーーーーー

 

・おとなの「不安」が子どもの「自信」を奪う。

・周りから「正しい親」に見られたい。子どもの失敗した姿などを見て、恥ずかしいと思いたくないという親が増えてきている。→「ちゃんと」「ふつう」「正しさ」「完璧」を求めすぎる。

・日本の子どもの精神的幸福度は、38カ国中37位。

・学校に行けないだけでいのちを落とす子どもたち。→子どもの「いのち」を真ん中にすえた安心して過ごせる居場所づくりをする

・やってみたいことに挑戦できる環境作り。自由な発想で自由に学べる。

・「子どもはだんだんと人間になるのではなく、すでに人間である」(コルチャック先生)

・「やりたいこと」より「やらねばならない」ことが優先されている社会。

・大人のよかれは子どものめいわく

・遊びは子どもの主食。生きるそのもの。

不登校の子の声→「学校が安全で、安心して楽しく学べるなら、学校に行きたい」

・何もしないことの保障。居たいようにいられる場。

・指導や支援臭から若者は遠ざかる

・居場所の中で、「こんな私でだいじょうぶ」は充電されると子どもたちは自尊感情をもち始める。

・原初、人類は注意欠陥・多動だった?!私たちの体の中のDNAに組み込まれているのかも?!

・一人ひとりが子どもに適応できない学校教育の課題。

・一人ひとりの背景やニーズに合わせた多様な学びと育ちを保障する環境作り。

・多様な個性を認め合う環境作り。

・子どもはほっといても後から気づく。判断する力、学びたい力はもっている。学校がそれを縛り付けているのかもしれない。

・To do(する、できる)よりも To be(ある、いる)を増やそう。

・大人が幸せになることが大事。

・『子どもたちを信じる』

 

ーーーーー

 

こうして、2時間の講演が一瞬にして終わりました。それくらいお話に聞き入っていたのだと思います。

 

子どもたちとの向き合い方を今一度見直すこともできました。

 

これからも子どもたちを信じながら接していきたいと思います。

 

本当に行けて良かったです。