「言いたいことは1分にまとめなさい」
を読んでいる途中です。
学校の図書館で見つけたのですが、目星をつけていた本は思ったよりピンとこなくて、その周辺にあった本書に目がいきました。
6つほど候補を挙げてから図書館に行くのですが、実際に手に取ってパラパラ見開くとなんだか自分の求めているものと違っていたり、読みづらかったりしてしまい、結局最初より半分になってしまうことがあります。
そして、その周辺にある別の本に手を取ってしまいます。
やはり実際に手に取ってみなきゃわからないんだなと思いました。
という前置きはさておき、本書を読んでいたらある所でピンときたものがありました。
それは、「脳は後半の言葉に反応する」ということです。
本書の例を借ります。
あなたは、どちらの人を食事に誘いたいですか。
A「美味しいものは好きだけど、お金がかかるよね」
B「お金はかかるけど、美味しいもの大好き」
これを読んだときは、迷わず「B」を選択しました。
と同時に、後半の言葉に反応する意味が分かりました。
>実は、脳には後半の言葉に注目するという特徴があり、後半にポジティブな言葉があれば、前半でネガティブなことを言われてもイメージが弱くなり、それほど気になりません
と書かれていました。
また、「君は、仕事は早いけど、ミスが多いよね」と言われたら、なんだか叱られたような気持になります。
しかし、「君は、ミスが多いけど、仕事は早いよね」と言われると褒められているような気持ちになります。
と文章を読んでいくうちに、そういうことだったのかと気づかれます。
今まで意識してこなかったことが可視化されると、より一層、なるほどなあと思います。
意識していなくても自然とこの法則をしっている人は、伝え方のプロかもしれません。
また1つ自分に技を習得することができて良かったです。
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