本を借りようと思って図書館によりましたが、何の本を借りるかは決まっていませんでした。
ふと何か思い出したのが、なぜか「学歴の経済学」。
西川先生が出された本です。
それに似た名前の本があったことを思いだして探したのが「学力の経済学」でした。
読んでみると「なるほどなあ」と思うことばかりで、勉強した感がアップしました。(笑)
本書の内容で印象に残った所はたくさんありました。
・男の子→父親、女の子→母親、が教えると効果が高まる。
・1日1時間までならテレビやゲームも問題ない。
・能力を褒めるのではなく、努力を褒める。
・習熟度別学級は、ピア・エフェクト⁽¹⁾の効果を高め、全体の学力を押し上げる。
(※⁽¹⁾友人や周囲から受ける影響のこと。良い影響も悪い影響も)
・人的資本への投資は、とにかく子どもが小さいうちに行うべき→その後の人生に良い影響を及ぼしている。
・小学校に入学する前の幼児教育が収益率が高い。
・「自制心」「やり抜く力」が重要。
・成績の悪い子どもの自尊心を高めるのは逆効果。
・「やればできる」は実力の伴わないナルシストを育てることになりかねない。
・教員研修は教員の質に影響しない。
などなど、あくまで個人的な所を抽出しただけなのですが、どの情報も膨大なデータを収集し分析して書かれていました。
エビデンスをもとにしながら、「これはこういう事だからこうなんです」と結論付けていました。
参考にできる所は参考にしてみようと思います。