とある2年目のMy Life Diary

『人と人とが繋がる・集う居場所を作りたい』先生の日記

それぞれの利点。

塾でのアルバイトで小・中学生と1対1や1対2で授業をしています。

 

ある日のこと。

 

小学生の子が授業をしにやってきました。

 

その子は2コマあったそうで、1コマの時は別の先生が担当していて、その様子を少し見ていたのですが、

 

あまり勉強に意欲を見出せなかったり、机に寝伏せている姿も見られたりしました。

 

あまり改善しないまま、2コマ目の授業にいきました。

 

2コマ目は私が担当したのですが、真っ先に「どういう授業がいい?」と聞きました。

 

「楽しい授業?分かる授業?話しながらする授業?時々話してくれる授業?」などを出しました。

 

すると、話しながら勉強やる方が楽しいと言ったので、話しながらやるように意識しました。

 

雑談も加えながら、授業に関すること、授業に関連したゲームを一緒にするなどして時間を過ごしました。

 

最初は、あまりやる気がない様子でしたが、次第に慣れてきたのか自然と楽しそうな顔をして勉強していました。

 

前の時間に担当した先生が悪くはないのですが、なんとかしたいという自分の思いからそのような対応を試みました。

 

塾では個別対応ができるからその子にあった指導や授業ができるわけですが、学校ではやはりそうはいかないと思います。

 

一人ひとりにあった指導をしていたらいくら時間があっても足らないと思います。

 

では、どうするべきか。

 

個に焦点をあてるのではなく、集団に焦点を当てます。

 

学校という場所に多様で多数の人が集まり学校生活を送ります。

 

そんな人たちと共に学んでいくことが大切だと思います。

 

塾の話から話がそれましたが、塾は塾でしかできない利点、学校は学校でしかできない利点があります。

 

それぞれの良さを考え、実践していけたらいいなと思います。