昨日の授業見学の帰りにゼミ仲間同士で語り合っていました。
主な内容は、「2割の子に向けて伝える」のか、「2割に伝わる語りをする」のか、ということです。
どちらも熱い議論を繰り返していました。
例えば、昨日だとキーパーソンとなるような子に向けて伝えるのか、それとも先生の語りは2割の子には分かるというスタンスで伝えるのか。
同じように見えても全然違うような気がします。
個人的には、後者の考え方です。
2割の子に伝えるというよりかは、自分の語りで2割の子が分かってくれる。
というように思っています。
結局は全員が全員を分からせようとするのではなくて、2割の子に伝わればいいんだなと思います。
また、議論の中には、場や状況に応じて2割の子は変わる。と言っていました。
まさにそうだなとうなずきながら聞いていました。
例えば、数学の授業ではあの子が得意で、美術の授業ではあの子が得意で、体育ではあの子が得意で。
みたいな感じで、それぞれの所で活躍できる場が異なります。
なのでそのようなことも踏まえながら語りや声かけをしていきたいなと思いました。
考えれば考えるほど、『学び合い』は奥が深いなと思いますし、授業のやり方はシンプルがゆえに難しいなと思います。
こういう授業見学やゼミの仲間と語り合うことは、自分の考えを改めたり新しい考えを見付けることができたり、思考が整理されたりするのでとてもいいなと思います。
これからも色々な人とたくさん話しあいながら、語り合いながら過ごしていきたいなと思います。