熊本市の教育についてどんなことをしているのかが具体的に示されていました。
色々なことが書かれていましたが結局のところ、子どもも大人も幸せになるのが大事であるということ。
それは「今」もそうだし「将来」の幸せも含まれます。
著書の中で、「教育の目的は、育。”教”が手段で”育”が目的。これまで”育”の手段は”教”だったから”教育”という言葉が当たり前に使われてきた。学校も大人が教えることで子どもを育てる場だと考えられてきた。しかしICTなどの技術の進歩は”育”の手段を”教”以外にも多様化させた。大人が教えるという手段以外にも子どもが自ら学ぶ手段が急速に充実してきているという事。だからこそ学校も変わらなければならない。」
とありました。
教えるだけが教育の目的ではないということ。
育を充実させるためには子どもたち同士での学び、個別最適な学習環境を整えること。
そのためには大人がそれを理解して子どもたちに学びの場を提供していくことが大切であると思います。
そして、教育の目的を理解していることが何よりもまず重要であるのかなと思います。
そこが確立していれば、子どもたちの幸せのために色々と考えて仕掛けていくことができると思います。
そのような考え方の人が一人でも多く増えて行ってくれたらいいなとも思います。
一人ひとりの子どもたちがどうか幸せに生きてほしいです。