みなさんは、物事の良し悪しについていつどこで覚えたのか覚えていますか?
恐らく、物心つくころには自然と身についているかと思います。
それは家庭での教育が一般的であると考えています。
土足で家に入らない。赤信号は渡らない。図書館は静かにする。などなど。
つまり、親の影響によって自然とそれが「良い」、「悪い」という概念が形成されていくのです。
悪い言い方をすれば、親の都合の良いようにあれこれと子どもに言ってしまう。
大人が完全に支配者になるのです。
ですが、それは仕方ないことだと思います。
そうしないと子どもは生きていけない、不安だと思うのは当たり前だと思います。
しかし、あれこれと子どもに言い続ければ、子どもは学習しなくなると思います。
何事も受け身状態になり、親が言わないと分からない、できないことが起こりうると予想されます。
そのため、ある程度年数を重ねたならば、子ども自身が考えたり良し悪しを判断できるようにすることが必要であると考えます。
決して介入しない、介入したくてもそこはぐっとこらえて我慢して見守ることで、子どもの主体性を身につけていくのです。
学校の先生が教育するというよりは、この段階では家庭での教育が主となると思うので、子どもが将来幸せになることを願って育てていく人が多くなれば良いなと思いました。
西川先生は、よくこう言います。
学校の先生は、子どもの親や兄弟にはなれないのですから。と。
家庭教育も大切だと思います。