「やけに静か。」
少しざわつくこともあるけれど、静かな時はぐっと静かになる時が何度もありました。
それは1限目の時からでした。
あんないじょうを書こうという単元で、清書をする授業でした。
しかし、先生は児童の聞き取りで席を外していたので、教室に残されたのは子どもたちのみ。
隣の教室で聞き取りをしていたのですが、子どもたちがいる教室からはまったく声が聞こえないのです。
これには驚きでした。
喋っていたのかもしれないし、誰かが注意したりしながらやっていたのかもしれません。
それでもあの静けさ、集中力は今までになかったのではないかと思うくらいでした。
そして子どもたち自身も先生がいなくてもできるということを証明してくれたあかしだとも思います。
隣の教室から戻ってくると、やっと先生帰ってきた~って呟くも、すぐにはざわつきは起きません。
集中して終わらせようと必死になっている子もまだいたのです。
教室に戻ってすぐに子どもたちを褒めました。
そして子どもたちのふり返りでは、「先生がいなくてもみんな集中して取り組めたことがすごい」「みんな一人ひとりが集中していてよかった」というようなことがたくさん書かれていました。
子どもたち自身が一歩前進した時間でもあったと思います。
先生がいなくてもできるんだぞ!!っていう思いが芽生えたり強くなった時でもあったかと思います。
これはますますよくなっていく予感がします。
朝から素敵な一面を見れてよかったです。