「???が多すぎて無理!!っていう子が続出」
算数の授業で、「工夫して計算しよう」というめあてで授業をしました。
例えば、「298+120」の問題。
やり方としては、298を”およそ”300にするというのがヒントでした。
298→300(+2)
120→118(ー2)
=300+118=418
クラスの仲間の一人が黒板に出て説明するも、分かっている人は2.3人。
その他大勢は分からない状況が続いていて、なんでなんで?っていう感じでもう大混乱。
なんで+2が出てきたの?とか、普通に計算しちゃだめなん?とかもうボロボロボロと口出しする子が。。
そしてそのまま次の問題へいくも、次は、「500-198」。
500→502
198→200
=502-200=302
となるはずなのですが、普通に計算すればいけるのですが、”工夫”してっていうのが手こずっているらしく。
説明してもポカーンって感じで、なかば強引にまとめまでもっていきましたが、まとめもただ黒板に書いたのを写すだけで本質的な理解までは追いついていなかったと思います。
今日の授業は、恐らく初めてなくらいみんなが分からなくて嘆いていたと思います。
もちろんできる子はできるんですけど、それでもクラスの2割弱。
嘆いたり愚痴ったり、ノートと教科書を閉じたりしているんですが、なんやかんや仲間と一緒に考えたり問題をじーっと眺めて首を傾げたりしていました。
一人じゃ無理だけど、”仲間と”ならできると信じています。
できるこが中心となって分かる子が増えていくことを願い、明日も語っていきたいと思います。