先週、小学校4年生に「垂直」と「平行」を教えていました。
今回も、そのような問題を解いていったのですが、見事にスラスラと問題を解いていたのです。
これには驚きました。
まったくと言っていいほど、分からなかった子が、1週間ほどでできるようになっていました。
どんな算数の授業してるの?と聞いてみると
→「先生が授業していて、先生に教えてもらってる。」と言いました。
教えてもらったり教えたりする時間とかはあるの?と聞くと
→「ない」と言ってました。
それを聞いた時、なんだか普段の学校での授業の様子が目に浮かびました。
先生に教えてもらってもそれにfitするこもいればそうでない子もいて。
たまたまその子はfitしたのかな。と思います。
あと、僕よりできる子がたーくさんいて、僕なんか全然下ですよ。と言ってましたが、そんなことないのに、少し『学び合い』したら大丈夫だと思うのに、、なんて心の中で思っていました。
ちょっとテンションが下り坂だったので、得な教科を聞いてみると
「社会っ!」と即答でした。
今社会でどんな授業をしてるの?と聞くと
地元の有名な観光スポットのことを勉強していると言って、そのことに夢中になって話し始めました。
目を輝かせ、話し始めたら止まらないくらい楽しそうに誇らしそうに話します。
自分の好きなことや興味があることには、前半のテンションとは180度変わってみえました。
その部分をもっと伸ばしていくことができれば、その子も算数はできなくても社会で活躍できるんじゃないかなと思います。
得な事、興味あることにもっと時間を注いでいけるような学習ができたら最高です。
そんな授業ができたらいいなと思います。