この本書では、「変化」について書かれています。
100ページいかないくらいの物語となっていますが、ものすごくためになりました。
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この物語では、2匹のネズミと2人の小人が出てきます。
その4人が迷路の中でチーズを探して暮らしているお話となっています。
この物語でのチーズは、自分が求めたり手にしたりしたいもの(お金、恋人、成功)を例えています。
迷路というのは、求めるものがある場所や存在場所ということを例えています。
そして2匹のネズミは「行動派」、2人の小人のうち1人が変化を認めない人(小人A)、もう一人が変化を怯えるが変化の必要性を分かっている人(この物語で言う主人公、小人B)ということが分かってきます。
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あらすじとしては、4人が必死に探してみつけたチーズが大量にあった場所を探すことに成功。
しかし、しばらくすると、2人の小人がそれで満足してしまいそこい移住することに。
一方、ネズミはというとそこに移住することなく迷路の探索を続けながら最初に見つけた場所の変化がないかを調べていました。
そしてある日突然、あんなにたくさんあったチーズが消えてしまったのです。
ネズミはというと、少しずつ変化を分かっていたのであまり驚くことはありませんでした。
しかし、小人はその場所に依存してしまっていたので大騒ぎ。すぐに新しいチーズを探しに行くと思いきや、そこにとどまりまだチーズがあるかもしれないと探し回りました。
ようやく、時間がかかってしまったがこのままじゃなにも変わらないと気づいた小人Bがチーズ探しの旅にでかけるのです。
そして色々迷路に迷いながらもネズミが先に見付けていた新しいチーズの場所を見つけることに成功したのです。
というあらすじです。
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この本書から、ネズミのような変化を確認しつつ、より早く最初の一歩を踏み出すことが重要であることが大切だと思いました。
しかし、そうは言っても人は安定を好むと思うので、変化は恐いですし人からどう思われるかも気になってしまいます。
しかし、その恐怖を乗り越えると楽しいことや新たな発見をすることができると思います。
変化に柔軟に対応すること、そして最高のパターンと最悪のパターンを考えること。
チーズは必ず恐怖の先にあるということ。
変化を恐れず、恐れるべきは現状維持であること。
色々なことを学べたようなきがします。
変化を楽しめるくらいの気持ちになれたらいいなと思います。
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