この題目を目にした時、「そんな生き方ができたらめっちゃいいやん!」と思いメルカリで即購入。
好きな人とだけ生きていくことができたらそれはすごく幸せなものだと思います。
本を読んでいく中で、色々なことが考えさせられました。
人には相性があります。
初めてあった時、直感的に「なんかこの人苦手だな」とか「この人とはなんか気が合いそう」とか感じたことはありませんか?
その直感がすごく大事だそうです。
苦手な人に自分の心の扉を閉じたまま表面ずらで接していると、相手にとってはその自分が好都合になってしまい、どんどん引き寄せられてしまい、当の本人は苦しい思いをし続けなければならない状況に陥るそうです。
つまり、「我慢」を強いている状況にあるそうです。
そうなるとなかなか辛いですよね。
せっかくの有限な人生の時間をそれに費やしてしまうことになるよりは、もっと自分の好きな人や自分が自然体でいられる人に時間を使った方がいいなと個人的に思います。
「我慢」を強いられている状況から抜けるためには、「自分の好きな人に時間を使うこと」「最初の初期設定が大事だということ」、その他にも様々書いてありました。
「自分の好きな人に時間を使うこと」は、好きな人は恋人や友達、家族、先輩など人によって変わってくると思いますが、その人との時間に目いっぱい使うことで、苦手な人からの時間を遠ざけることができるそうです。
それによって苦手な人のことを考える時間を極力減らし、好きな人のことを考える時間を増やす。
自分が自然体でいられて、我慢をしない、ストレスフリーな状況になるためには、なるべく好きな人のことに時間を使ったり考えたりする方が心身ともに健康でいられる気がします。
とはいうものの、中々そうはいかないこともあると思います。
そんな時にこそ、「最初の初期設定が大事」だそうです。
初めて人と会った時、初めて組織に入った時に自分が好きな事、嫌いな事を明確に伝えることが重要だと書いてありました。
例えば、運動することが好きです。買い物に行くことが好きです。前向きな人とお仕事をすることが好きです。
逆に、悪口を言う人は嫌いです。お仕事以外での付き合いはしません。大人数でいることが苦手です。
などと最初に伝えておくことで、「そういえばあの人って運動することが好きだったから今度一緒に運動してみようかな」と誘われたり、「あの人って悪口を言う人は嫌いと言っていたから自分と似ているかも」と思ってもらえたりするかもしれません。
このように初期設定を明確にしておくことで、自分と似たような価値観を持つ人が自分の周囲に集まるのです。
その結果、自分の好きな人だけが周りに集まり、その人たちとの時間を使うことで苦手な人の時間や我慢をしなくてもよくなるみたいなことが書かれていました。
自分も過去を振り返ると、「我慢」していたなという時がありました。
それはそれで学ぶことができましたし、この本に出会えたことで、蓋をしていた自分が実は「我慢」をしていたのには、好きな人に多くの時間を使うことができていなかったことが分かりました。
多様で多数の人との繋がりは大事だと考えていますが、人によって合う合わないがあると思うので、状況に応じて苦手な人から遠ざかる勇気も大切だなと感じました。
この本を読んで、好きな人と生きていけるってとてもいいなあと思いました。
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