ある授業で自閉症を抱えた小学校4年生の例を用いて応用行動分析の観点から考えるような授業がありました。
グループワークを通して考えて行きます。
その授業では、その子に対してどのようなアプローチをするのかや行動の因果関係を考えていくという授業になっています。
グループワークが始まって、例を見ながら読み進めていきますが、この子の行動をどう考えて、どのような行動が望ましいか、その行動をするためにどのような対応をするべきか。
考えても考えても、「その子」にとらわれているのでなんともできないというか、どうしても「集団」の方に意識がいってしまいます。
そしてグループワークでもなかなか理解できずに考えも考えられず、ほぼ思考停止状態でした。(笑)
グループの他のメンバーの援助でなんとか進めていくことができ、一つまとめることができました。
そもそも応用行動分析について知識が希薄な部分もありますが、「その子」では解決できないと考えているので、授業の内容もあまり府に落ちず、変な感じがしています。
しかし、実際にこのような場面があったらという設定で今はグループワークをしているので、なんとか食らいついて考えていくことができています。
すぐに「集団」思考にいきがちですが、その時その場面に応じて適切な思考の使い方をすることも大切なことだと思いました。
もちろん「折り合い」をつけながら。