今までは、個別最適化と聞くと一人ひとりの児童に適した指導や授業の工夫がより一層重要視され、対個人にアプローチするということが個別最適化なのではないかと思っていました。
しかし、この本を読んでいくにつれて個別最適化を実現するのに最適な教育は、、、
『学び合い』であるということが分かりました。
文部科学省によると、
個別最適化は個に応じた指導が必要であり、自分に合った学習方法を探す態度を育てることが大切としています。
学級のクラス全員に個別にアプローチすることは、教師にとってとても負担になります。
教師にできることは限られており、教師が指導するよりかは、子ども同士が教える方がはるかに効率が良いです。また、特に特別支援の子やギフテッドの子どもたちが今、個別最適な学びを一番求めています。教師はつい手を出してしまいがちですが、そうすると沼にはまりズタズタになる恐れがあるので、健全な子ども集団をつくるようにすることがベストだと思います。
また、今やGIGAスクール構想が発展し、1人1台タブレットが支給されています。
しかし、本当に1人1台タブレットは必要なのでしょうか。
タブレットは確かに便利だと思います。様々な機能も使えて学習方法の一手段として選択肢が増えました。
が、子どもたち同士の関りが減ってしまうという事が懸念されたり、使える子使えない子が現れ学習に差が生まれたり、地域によっては1人1台のタブレットはないところもあると思います。
そうゆう場合は、タブレットは文房具と一緒であり、学習する時はタブレットも使っていいよっていう風にするといいと思います。
使うことを目的とするのではなく、必要な情報を得るための手段として使うことを進めます。
できない時はできる人に聞きに行くこと、教え-教えられるをするように促すことが教師にもっとも必要な事なのではないでしょうか。
少し言葉かけちっくになりました。(笑)
最後に、、、
子どもの将来の幸せを考えると、やっぱり『学び合い』のセオリーにたどりつくのだなと思いました。
『学び合い』を学びたい方へ - 西川純の部屋 (jimdofree.com)