とある小学校教師の日常

『出会い・繋がり・仲間』

『学び合い』北信の会

昨日は、『学び合い』北信の会に参加しました。

 

子どもの権利条約」について、参加者の方同士で話したり考えたりをしながら会全体を通して良い雰囲気を作っていく。

 

そんな様子が実際に体感することができました。

 

メモをしながら色々と聞いていましたが、改めてそのメモを見返す中で、気にとまったのが、「子どもの声をきく」という事です。

 

子どもの声って?という所で、言葉を借りますが、「子どもが安心して意見表明をできるような環境を一緒に育む」とありました。

 

とある具体例では、こんな例が挙げられました。

 

「ある子どもが今日の夜ご飯は、ハンバーグが食べたい!と親にいってきたとします。しかし親の反応は、いまいち。あー、ハンバーグか。と。

その次の日、今度はカレーライスが食べたい!と言ってきました。すると親は、すぐ作る。といって作り始めます。以来、子どもにとっては、親の反応を伺いながら、親が〇にしてくれるようなものを探っていうようになる。」

 

「逆に、南極に行きたい!と言ってきた場合、すぐにそんなの無理じゃん。行けるわけないじゃん!というのではなく、何でそう思ったの?と聞き返して理由を問います。問うと、シロクマとペンギンが見たい!と言います。そして実際の南極の場所を調べたりとか、日本でもその動物を見られるところはないかな?と子どもと一緒に探してみたり。」

 

というように、子どもの意見をまずは受け止める。そして対話をする。

 

これが子どもの声をきく。なんだなと感じました。

 

とても分かりやすい例で、大切なことだと勉強になりました。

 

現場でもなかなか意識しないとできず、つい子どもの声を押さえつけてしまっていたり、先生の反応を伺いながら、先生の言ってほしいキーワードや言葉を探ってしまっているようなこともあります。

 

今一度、子どもの声をききながら、まずは受け止め、対話をするように、これからもさらに意識していこうと思いました。