教採で理科の実験があるので、その対策講座として参加しました。
主に加熱や水溶液、電気などに関する実験を行いました。
実験をするのは中学校ぶりだったので、当時の記憶を想起しながらやっていました。
加熱では、マッチ棒を使ってガスバーナーに火をつけます。
そしてサーモインクという液体が入ったビーカーを端っこに火を当てて加熱していきます。
そうすると、火を当てた部分から垂直に上がり、上に達するとそのまま真横に行き、やがて花火が落ちるかのように全体に下に沈んでいきます。
言葉で説明しても伝わりにくいですよね。(笑)
また、サーモインクは青色の液体でして、加熱するとピンク色に変わります。
しかも38℃以上で変化するそうです。
初耳でした。
水溶液では、希塩酸、石灰水、海水、水道水を駒込ピペットで採取してリトマス紙を使って色の変化を調べます。
駒込ピペットの使用も久しぶりで、つまむ部分を離すと空気が入ってしまい、規定の量を採取することが難しかったです。
何度もすると慣れてはきましたが、こんな難しかったっけと思うほどでした。
ちなみに、希塩酸は青➡赤。(酸性)
石灰水は赤➡青。(アルカリ性)
その他は変化なしでした。
筆記試験の勉強にもなります。
電気では、銅線をつなぎ合わせて豆電球を光らせます。
銅線をつなぎ合わせる際には、+に赤の銅線。-に黒の銅線。をつなぎます。
そして連結部分も、それぞれつなぎ合わせることによって+か-の電気がここを通ってるという事が分かると言っていました。
直列、並列あるのでそれぞれのつなぎ方を確認して実験を終えました。
その他にもありましたが、実験に夢中になるとアッと言う間に2時間程経っていました。
それほど久しぶりの実験はとても楽しく感じていたと思います。
あの頃を思い出すきっかけにもなりましたし、教採への準備としても非常に良いものになりました。