大学の立ち入り制限が解除されたのをきっかけに、久しぶりにゼミ室に行きました。
ゼミ室に入ると、そこには大量の書類や書籍があった机が見事に何もなく殺風景としてました。
先輩方の机です。
先日卒業された先輩方は、卒業するや否や地元や4月から勤務する場所に移動したと思われます。
そんな机を見て、もう先輩方とゼミ室で勉強したり教えてもらったりすることができないと思うと少しばかりか寂しさがこみあげます。
もう二度と、あの風景は表出することはできません。
が、同じような風景を作ることはできると思います。
なぜならば、来年度から後輩が入ってきます。
後輩がそのゼミ室に花を添えることになるでしょう。
そして次は、自分たちが後輩に教える立場になります。
今まで教えてもらってばかりで先輩に頼ってばかりいた私たちは、頼られる存在になるのです。
人は関係性の中で生きていると西川先生はおっしゃっていました。
先輩になるということは、これまでの振る舞いではあかんということです。
卒業された先輩方のような先輩に近づきたいなと思いました。