西川先生が学級経営本を出すことはあまりイメージはつかなかったのですが、読んでみるとやっぱり『学び合い』のセオリー通りだなと思いました。
いつも先生がおっしゃっている言葉がそのまま本にも書かれていたところが所々ありました。
その箇所を見るたびに、こんなこと言ってたな~と心の中で思いつつも大切なことなんだなと改めて思い返されます。
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本を読み進めていて特に印象的だったのが、「囚人のジレンマ」です。
囚人のジレンマは、ある二人の囚人がいたとします。
その二人が協力して黙秘する。
一人が裏切って自白。
両方が自白。
この二人は別々の部屋で自白を求められる。
というような形です。
仮に一回きりの場合だとすると、「裏切る」という行為が最適ですが、何度も行う場合では、「しっぺ返し」という戦略が効果的であると書かれていました。
これには、なるほどなあと度肝を抜かれたような感覚でした。
もっと詳しく知りたい方はぜひお買い求めください。(笑)
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子どもの一生涯の幸せを考えること。
西川先生はよく言います。
小学生を中学生にする、中学生を高校生にする、高校生を大学や企業に託す。
というようなスタンスではダメだと。
長期にわたり考えなさい、と。
子どもに一生涯の幸せを与える教員になりたいと改めて思いました。
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