とある小学校教師の日常

『出会い・繋がり・仲間』

この頃。

3/4コマ授業。うち空きコマは個別の学習支援。

 

入教として授業をしているため、色々な教室を駆け巡る。

 

下は体育館、上は理科室まで、1F~3F、学校の端っこから端っこまで行ったり来たり。

 

こんな授業をしようと頭の中で考えていても、頭の中を整理する時間などなく、いきあたりばったり。

 

なんとなしでその時にできることを全力でするのみ。

 

たどたどしくやるよりは、それとなくこなして。

 

水曜日は、他の曜日と比べて入教が多い分やや慌ただしい。

 

まあ、静かな職員室で起案文書作成等の仕事をするよりは、子どもたちと接する方がまだましで楽しいこともある。

 

そんな今日この頃。

『学び合い』北信の会

昨日は、『学び合い』北信の会に参加しました。

 

子どもの権利条約」について、参加者の方同士で話したり考えたりをしながら会全体を通して良い雰囲気を作っていく。

 

そんな様子が実際に体感することができました。

 

メモをしながら色々と聞いていましたが、改めてそのメモを見返す中で、気にとまったのが、「子どもの声をきく」という事です。

 

子どもの声って?という所で、言葉を借りますが、「子どもが安心して意見表明をできるような環境を一緒に育む」とありました。

 

とある具体例では、こんな例が挙げられました。

 

「ある子どもが今日の夜ご飯は、ハンバーグが食べたい!と親にいってきたとします。しかし親の反応は、いまいち。あー、ハンバーグか。と。

その次の日、今度はカレーライスが食べたい!と言ってきました。すると親は、すぐ作る。といって作り始めます。以来、子どもにとっては、親の反応を伺いながら、親が〇にしてくれるようなものを探っていうようになる。」

 

「逆に、南極に行きたい!と言ってきた場合、すぐにそんなの無理じゃん。行けるわけないじゃん!というのではなく、何でそう思ったの?と聞き返して理由を問います。問うと、シロクマとペンギンが見たい!と言います。そして実際の南極の場所を調べたりとか、日本でもその動物を見られるところはないかな?と子どもと一緒に探してみたり。」

 

というように、子どもの意見をまずは受け止める。そして対話をする。

 

これが子どもの声をきく。なんだなと感じました。

 

とても分かりやすい例で、大切なことだと勉強になりました。

 

現場でもなかなか意識しないとできず、つい子どもの声を押さえつけてしまっていたり、先生の反応を伺いながら、先生の言ってほしいキーワードや言葉を探ってしまっているようなこともあります。

 

今一度、子どもの声をききながら、まずは受け止め、対話をするように、これからもさらに意識していこうと思いました。

自主的に。

『学び合い』の会に参加すると、似たような感覚な方々が多いので、安心感があったり居心地が良かったりします。

 

その反面、次の週から仕事となると現場の現実に戻らざるを得なくなります。

 

その差はとても大きいです。

 

しかし、『』の会や、面白そうなセミナーに参加して、新しい出会いや繋がりがある中で、仲間意識が芽生えたり、自分の安心できる居場所などにも繋がると思います。

 

自分の身を守るためにも積極的にこれからも参加していきたいと思います。

RUN TO SURVIVE

「RUN TO SURVIVE」

 

とある逃走中のイベントがありました。

 

天気は絶好のイベント日和。

 

楽しみにしていました。

 

市内外、県外の方も来ていて、イベントは大いに盛り上がりました。

 

逃走中をして汗を流し、BBQやモルックなどでゆったりとした時間を過ごすことができました。

 

また、イベントの中で、一歩引いて俯瞰して見るのが好きです。

 

なんかワイワイ楽しくやっているのを見ると、それだけで十分にいいなあと思います。

 

参加者側が楽しんでいるのを見ると企画者側としても楽しくなったり気分が良くなったりしてさらにイベントが盛り上がると思います。

 

そんな機会を企画してくださる方々が本当に素敵です。

 

企画に準備、色々なことをしてくださりありがとうございました。

11月の折り返し。

気づいたら11月も折り返し。今年も残り1ヵ月半。

 

ここ連日、出張で直帰することが続いたので、さすがに仕事が溜まっていたり忘れたりしていた仕事があり、今日は1時間前には出勤して仕事を始めました。

 

朝のほぼ誰もいない空間は、とても仕事がはかどります。

 

と言っても、こなせたのは数ある仕事の中でも急ぎでやらなきゃな仕事だけ終わらせました。

 

そうでないと周りの先生方に御迷惑をおかけしてしまうからです。

 

自分一人でも完結する、できるような仕事は後回しにして、人が関わってくるものから優先的にこなしているように意識しています。

 

そんな朝の時間はあっという間に過ぎ去り、子どもたちが登校。

 

1,2と授業をこなし、空きコマからの参観してくださった授業の御指導をとあるアドバイザーの先生からいただく。

 

初任研は毎週、担当の先生から御指導をいただいていたわけですが、2年目にもなると急にそれがなくなるわけなので、自分の授業の改善点や伸ばす所、良い所などを教えていただけることはありがたいことだなと思います。

 

給食を食べ、休み時間、掃除、授業と続き、気づけば15時頃。

 

そこから溜まっていた仕事をただひらすらにこなし、次週の授業準備などもしていると19時前に。

 

途中、果物を挟みブレイクタイムもありましたが、それも一つの先生方同士でのコミュニケーションのツールになり、これもまたいい時間だなと思います。

 

なんだかんだで1週間があっという間に終わりました。

 

休みはもっと一瞬だと思いますが、楽しく充実させます。

魅力的なビジョン。加賀市教育長の熱い思い。

あるセミナーにオンラインで参加しました。

 

加賀市教育長の島谷千春教育長さんのお話です。

 

加賀市の取組やビジョン、島谷さんの熱い思いなどを聞くことができてとても有意義な時間となりました。

 

率直にお話を聞いて思ったことは、「ここで働いてみたい。」ということです。

 

というのも、ビジョンの中に、子どもの「今」と「未来」を幸せにする。とありました。

 

それを本気で目指しているということが、話を聞いて伝わってきます。

 

そして何と言っても、教育長さん自らが先生方に言っている言葉がとても心強いです。

 

それは、「失敗してもいい。責任は全部私が取る。」という言葉です。

 

このような言葉をかけられると子どもも先生たちもやりたいことをやってみたり、失敗を恐れずに何事も挑戦できるなと思います。

 

そのような環境が整備されていたり考えられていたり、環境設計がなされているところが良いなあと思います。

 

とても魅力的だなと個人的に思います。

 

また、どういう子どもを育てたいのか。その軸を持つ。軸を持ちながら子どもたちと接することも大切。

 

ブレることはありますが、軸をもっているかいないかでは全然違うと思います。

 

そのような思いを持っている方の元で、働いている先生方はきっとキラキラしているんだなあと思います。

 

そんな環境下で、そのような素敵な思いをもつ方のもとで自分も力になれることがあったらなりたいですし、やっぱり働いてみたいなとも思います。

 

これらの情報を知ってしまった以上、地元に戻るのも一つの選択としてはありかもしれません。

 

迷い、考えることはありますが、今の目の前の子どもたちにまずは向き合いながらですかね。

 

加賀市教育長・島谷千春、脱一斉型で「子ども主体の授業」じわじわ増やす仕掛け 「Be the Player」掲げる教育ビジョンの本意 | 東洋経済education×ICT