実習で子どもたちを見る際の見取りを学びたいと思い、読んでみました。
同じゼミ生も読んでいるそうで、自分もそれにつられました。
教師が見ている景色と子どもの景色は異なりますし、教師はこう見えているだろうと思って接していると子どもは「?」になります。
そうならないためにも、様々な場面でどのような見取りがいいのか、『学び合い』のセオリーから書かれています。
どの場面においても書かれていることがスーッと自分の中に入ってきます。
それほど、『学び合い』のセオリーが頭に浸透しているんだなと感じます。
そうだよね、そうだよなあと思いながら読み進めるとあっという間に読み終えました。
教師の見取りって一人ひとりを見取ると思うじゃないですか。
『学び合い』に出会うまでは、そう思ってましたが、『学び合い』に出会ってからは、「個人」ではなく、「集団」を見取るんです。
「集団」を動かすことで教師の見取りに余裕が生まれ、全体を見渡すことができます。
なので、個別のアプローチをするよりは、集団へのアプローチをすることがカギです。
この本書から得られたことを参考にして本実習に活かしていこうと思います。